アメリカはレジデンシー制度と給与の高さで医師を惹きつけています。ルートはすべての海外医学部の卒業生に共通で、ECFMG認定、レジデンシー、州の医師免許の順に進みます。最も大切なのは、最初に正しい大学を選ぶことです。ECFMGは試験の結果だけでなく、学校そのものを確認するからです。
ステップゼロ:正しい大学を選ぶ
ECFMG認定を受けられるのは、World Directory of Medical Schools(世界医学部名簿)にあるあなたの医学部の掲載情報にECFMG Sponsor Noteがあり、卒業年がそのノートの対象に含まれている場合だけです。2024年からは、世界医学教育連盟(WFME)が承認した機関による学校の認証も必要です。3か国の状況は次のとおりです。
- ジョージア:国立教育質向上センター(NCEQE)は、2028年までWFMEの承認を受けています。
- ポーランド:ポーランド認証委員会(PKA)は2025年9月にWFMEの承認を受け、有効期限は2035年9月30日です。
- ウクライナ:WFMEは、ウクライナを対象とする機関の一つとしてIndependent Agency for Accreditation and Rating(IAAR)を挙げており、その承認は2028年1月までです。あなたの大学がこのような認証を受けているかを確認しましょう。
認定を受ける前に学校が認証を失うと、試験を最後まで終えられなくなるおそれがあります。そのため私たちは、入学前にすべての大学の現在の状況を確認しています。
学生からアメリカの医師へ
- USMLE Step 1 基礎医学に関する最初の試験です。対象となる学校の学生も申し込めます。USMLEの練習問題は、当社の学習プラットフォーム「Medmigrant」でご利用いただけます。
- USMLE Step 2 CK 臨床知識に関する試験です。
- 英語とコミュニケーション ECFMGのパスウェイを通じて、臨床能力とコミュニケーション能力を示します。Occupational English Test(OET)Medicineで基準を満たすスコアを取ることも含まれます。
- ECFMG認定 少なくとも4年間の医学教育の単位と、最終的な卒業証書が必要です。ACGMEは、認定レジデンシープログラムに進む海外の卒業生にECFMG認定を求めています。
- レジデンシー 希望する専門分野のレジデンシープログラムに応募します。
- 州の免許 診療の免許は勤務する州の医事委員会(medical board)が発行し、州ごとに独自の規則があります。
転学
ある大学で学び始めて別の大学で卒業する場合、ECFMGへの申請時に移した単位を申告し、書類で証明する必要があります。単位は、一つの医学部から最終的な学位を授与する学校へしか移せないので、転学は慎重に計画しましょう。
アメリカを目指すならどの国が良い?
試験のルートはウクライナ、ジョージア、ポーランドで同じです。違いは学費と、あなたの大学が卒業年にECFMGの要件を満たしているかどうかにあります。
よくある質問
ウクライナの学位はアメリカで認められますか?
アメリカには、どの海外の学位についても自動的な承認はありません。ウクライナ、ジョージア、ポーランドの卒業生は、学校がECFMGの要件を満たしていれば、同じECFMGのルートを進みます。
いつ準備を始めるべきですか?
理想は在学中です。Step 1は基礎医学を扱うので、多くの学生は内容がまだ記憶に新しいうちに受験し、Step 2 CKは後の臨床の学年で受けます。
Edumetricはどのようにサポートしますか?
ECFMG Sponsor Noteと適切な認証のある大学選びをお手伝いし、書類が揃うように学業の計画を立てます。無料相談を予約してください。
あわせて読みたい:ウクライナの医学部留学は良い選択?、ジョージアの医学部留学:入学、費用、日本の医師国家試験への道、ポーランドの医学部に英語で留学:入学、学費、日本での資格認定。すべての大学は大学一覧で確認できます。
海外留学について、ご不明な点はありませんか?
Edumetricの担当カウンセラーがご質問にお答えし、費用の目安を添えた大学リストをご用意します。ご相談は無料です。